太陽の南

チェ・ミンスが扮するのは、信じていた友だちの陰謀で、一夜にして公金横領罪の濡れ衣を着せられたカン・ソンジェ。彼の婚約者ミンジュ（ユ・ソン）に心を寄せる友人ヨンテ（ミョン・ロジン）の罠にかかり、懲役8年を宣告され、獄中で青春時代を送るはめになる。チェ・ミョンギルは、妻をほったらかしにして他所の女と複雑な関係を続ける夫をもつ、不幸な大学教授チョン・ヨニ役で出演。出会うことなど想像もつかないこの二人の主人公は、一枚の手紙が縁で互いを知ることになる。ソンジェが獄中でミンジュに宛てた手紙が、偶然、彼女の家に引っ越して来たヨニの手もとに渡ったのである。荒れた生活に疲れていたヨニは、何故かサンジェに哀れみを感じ、返事を送る。二人は1年間、文通しながらお互いを知って行く。手紙のやりとりを通じて心の痛みを理解し、癒し合った二人は、恋に落ちることになる。しかし、ヨンテとの三角関係がもとで罪人にさせられたソンジェの前にミンジュが再び現れ、彼は葛藤する。